40代男性のリアルな転職体験談|成功に導くためのポイントは?
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この記事では、40代男性の転職を成功に導くためのポイントと、40代男性の転職体験談をご紹介しています。
20~30代に比べて求人数も少ないため、40代の転職は間口が狭くなりがちです。
希望給与も若手よりも高いので、企業は経験やスキルを重視して、選考ハードルも高くなります。
ですから、当サイトに寄せられている体験談は、立ちはだかる大きな壁を乗り越えて、新たな道を切り開いた40代男性のリアルな声ばかり。
実体験に基づくさまざまなエピソードは、あなたの転職活動にも参考となるはずなので、ぜひ確認してみましょう。
キャリアコンサルタント
木山 貴如
30代男性、東京都在住。同志社大学卒業後、株式会社リクルートに新卒入社。既存メディアの営業や新規事業の立ち上げを経験し、2016年株式会社エンなびに取締役として入社。独立後は企業の採用支援や求職者の就職、キャリア支援に従事。【厚生労働省認定 国家資格キャリアコンサルタント】
データで見る「40代男性」の転職事情とは
最近まで、「転職は35歳まで」というのが通説でしたが、実際はどうなのでしょうか?
ここでは、転職に関するデータを用いながら、40代男性の転職事情を検証してみます。
40代の転職が厳しいのは本当か?
40代で転職するとなると、
40代で転職するのは厳しいから、やめておいたほうがいいよ…
このような声もよく聞くので、慎重になっている人も多いでしょう。
40代の転職が厳しくなりがちなのは、
40代の転職者に対する企業側の期待値が高い
ということが、おもな理由として挙げられます。
転職サイトdodaによると、40代男性の平均年収は562万円。
◆年代別の平均年収
年代 | 男性平均 | 女性平均 | 全体平均 |
---|---|---|---|
20代 | 365万円 | 319万円 | 342万円 |
30代 | 474万円 | 377万円 | 435万円 |
40代 | 562万円 | 400万円 | 495万円 |
50代以上 | 658万円 | 424万円 | 596万円 |
30代以下が400万円台に収まっているなか、40代は500万円台後半という給与水準ですから、
給与が高いのだから、しっかり活躍できる人じゃないと厳しいな…
このような目線で見られて、やはりスキルや経験が求められるので、選考の間口が狭くなる傾向にあるのです。
年代別の転職状況をみると、厚生労働省の調べでは以下のとおり。
◆年代別の離職率・入職率(男性)
年代 | 離職率 | 入職率 |
---|---|---|
20~24歳 | 24.2% | 38.0% |
25~29歳 | 19.6% | 15.9% |
30~34歳 | 12.8% | 11.0% |
35~39歳 | 9.0% | 8.8% |
40~44歳 | 7.4% | 6.0% |
45~49歳 | 6.4% | 5.0% |
50~54歳 | 5.6% | 5.1% |
55~59歳 | 7.9% | 6.0% |
やはり若い世代と比べると、40代で転職する人は少なくなっているという傾向は間違いありません。
ただ、離職率と入職率に大きな差がついているわけではないので、
若い人より数は少ないが、40代でも転職する人は転職できている
というのが、データから見えてくるポイントです。
ミドル世代の転職は、今後さらに一般化していく
2022年12月に『ミドルの転職』が発表した資料によると、
2023年以降はミドル世代を対象とした求人はさらに増えますよ!
上記のようなトレンドになると、約8割の転職コンサルタントが予想しています。
★ 転職コンサルタントの約8割が「2023年は35歳以上のミドルを対象とした求人が増加する」と回答。
★ 2023年にミドル求人が増加する理由、トップは「若手人材不足による採用人材の年齢幅拡大」。「景気の回復」をあげるコンサルタントは前年比39ポイント減少。
★ 増加が予想されるミドルの求人トレンド、年齢層は「40代前半」、ポジションは「課長クラス」、企業タイプは「中堅・中小企業」、業種は 「IT・インターネット」、職種は「技術系(IT・Web・通信系)」。
★ 79%のコンサルタントが、直近2~3年でミドル人材に求められるスキルは変化してきていると回答。
エン・ジャパン『2023年「ミドルの求人動向」調査』
コロナ禍をきっかけにして、企業におけるビジネスモデルや働き方は変革しつつあります。
そのなかで、これまでの豊富な経験を活かして変革の中心に立てる、ミドル世代の活躍が求められているのです。
アフターコロナの転職市場の動向をふまえて、
- Web選考などを積極的に取り入れる
- これまでの経験を分析して、自身の強みを見い出す
- 業界や職種の視野を広げて、求人に応募する
上記のようなポイントをしっかり押さえて、転職活動を進めることが重要になってくるでしょう。
40代男性が未経験の分野へ転職するのはありなのか?
40代の転職者は、企業からの期待値も高く、20〜30代と比べて求人数が減る傾向にあります。
そのようななかで、「未経験」の分野へ転職するすることは可能なのでしょうか?
もし未経験の転職を考えるのなら、以下の3つのポイントを押さえましょう。
業界・職種について、「未経験×経験あり」の組み合わせで求人を選ぶ
人手が足りていない業界だからといって、まったく未経験で転職することはおすすめできません。
「入りやすさ」だけでいえば、転職できるかもしれませんが、
ゼロからのスタートなので、年収含めた待遇が下がってしまう
ということが往々にしてあるからです。
40代から「未経験」分野に挑戦するのであれば、
- 業界は未経験だけど、職種の経験がある
- 職種は未経験だけど、同じ業界での経験がある
上記のように、業界か職種のどちらかは経験がある求人を選ぶほうが、良い条件での転職が成功しやすいです。
これまで対峙してきた業界に転職する
転職を希望する業界に身を置いた経験がなくても、
これまで金融業界向けのコンサルティングをしてきたので、その経験を活かし金融業界への転職を希望しました
前職でメーカー向けのERPシステムの営業を経験していたため、今回メーカーへの転職を希望するに至りました
上記のように、これまでの業務を通じて対峙してきた業界であれば、転職は比較的成功しやすいでしょう。
業界ごとに特性があるので、「対業界」の知見を活かしての転職であれば、求人企業から評価される可能性があります。
需要のある領域に身を置く
これまで経験した業界・職種に、思考停止で身を置くのではなく、
- 規模が拡大していく可能性がある業界はどこか?
- 業界内でどのような価値を提供していくか?
上記のような視点を持ちながら、日々のニュースにアンテナを立てておくことも重要です。
人材サービス大手、パーソルホールディングス社長の和田氏は、日経新聞のインタビューで、
人材紹介(転職)はコロナ前の水準に戻っている。DX(デジタルトランスフォーメーション)関連がけん引する。人材派遣は10%下回る。小売・飲食業はまだ約70%も落ち込んでいるのが主な要因だが、金融・保険業からのテレマーケティングなど非接触型営業のニーズは高い。住宅関連の引き合いも強い
出典:転職、コロナ禍前水準に パーソルHD・和田社長|日経新聞(2022年1月31日)
上記のような回答をしています。
たしかに筆者の肌感覚でも、求人数はコロナ禍前と同等以上となっており、知人のエージェントによれば、
優秀なDX人材は引く手あまたで、紹介手数料が年収の80%を超えることもあるくらいです
というくらい、DX人材の需要は逼迫しているようです。
市場規模が拡大していく業界に身を置いたり、経験ある領域でこれまでと違った価値提供ができれば、転職に成功する可能性が高まります。
40代男性の転職における年収の考え方
40代男性であれば、転職することを考えたときに、
年収はどうなるのかな? 下がるんだったら家族から反対されるかも…
このような気持ちになる人も多いでしょう。
子どもの教育費や住宅ローンのことなど、お金に関する心配がつきない年代です。
転職するうえで、収入に関する部分をどう捉えるべきか、整理しておきましょう。
年収アップさせるポイントは?
転職をしようと考えるときに、「年収をアップしたい」と考えるのは、当然のことですよね。
株式会社エアトリが2022年1月に実施した「転職」に関するアンケート調査によると、転職の際に重視していることとして、「給与・ボーナス」は第1位でした。
◆転職の際に重視していることはなんですか?(複数回答可)
1位 | 給与・ボーナス | 372票 |
2位 | 勤務地 | 341票 |
3位 | 職場環境 | 308票 |
4位 | やりがい、働きがい | 270票 |
5位 | 労働時間 | 263票 |
40代だけの結果でみても、「給与・ボーナス」は第1位となっています。
多くの人にとって給与は切実な問題です。
ただ、転職で年収をアップさせるためには、
自身の強みを活かせる転職をする
ということが大前提となります。
強みを活かす転職をするためには、自身の経験やスキルなどを把握したうえで、客観的な評価で転職における市場価値を知っておくことが重要です。
そのうえで、年収アップを果たせるように、
私を採用するメリットは○○です!
と求人企業にしっかりアピールしましょう。
年収アップの転職については、以下の記事で体験談として詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
年収ダウンの転職はあり?
年収アップの転職ができればベストですが、
年収が下がってもいいから、いまの会社から転職したい…
このような思いの人もいるでしょう。
お金では買えない幸せもありますから、年収ダウンの転職が必ずしも失敗だとは限りません。
ただし、あとから後悔することのないように、以下の点については押さえておきましょう。
- 基本給以外の手当はどうか?
最近では、「在宅勤務手当」などを出す企業もあるので、どのような手当てがもらえるのかを確認しておきましょう - 退職金はあるのか?
かりに年収が下がっても、退職金無し⇒有りの転職となる場合は、生涯年収がアップする可能性があります - 残業時間など、その他の情報は?
現職から年収が下がるといっても、残業や休日出勤などの稼働で稼いでいるケースも。転職先の勤務形態と照らし合わせ、年収と働き方のバランスを考えましょう
年収ダウンの転職については、以下の記事で考え方を解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
40代男性の転職に役立つ資格とは
資格にはさまざまな種類のものがありますが、転職という前提で考えると、以下の2つに分類することができます。
- 業務をおこなううえで必須となる資格:
医師、弁護士、社会保険労務士、行政書士など - 自身の経験やスキルを示す資格:
簿記、TOEIC、キャリアコンサルタントなど
ご自身のやりたい仕事が、資格者でないとできない業務なのであれば、資格を取ることは必須です。
しかし、資格の取得が「自分の経験やスキルを示す」ためであるのなら、
資格を持つことが目的にならないようにする
という点に注意してください。
履歴書の資格欄に、資格コレクターのような記載をしてしまうと、
いったい何をやりたい人なんだろう…
という印象を与えてしまう場合があり、マイナスになる可能性もゼロではありません。
転職活動において、企業に提出する応募書類で重視するべきなのは、資格ではなく「経験」です。
その大前提をふまえたうえで、自身が目指す転職において、手助けとなる資格を厳選して取得していきましょう。
ここでは、40代男性の転職に役立つおすすめの資格をご紹介します。
社会保険労務士
社労士の資格を取得すれば、社会保険や年金、労働管理を扱う、人事や労務のエキスパートになることができます。
社会保険労務士は、労働・社会保険の問題の専門家として、労働保険・社会保険諸法令に基づいて、行政機関に提出する提出書類や申請書等を依頼者に代わって作成すること、個別労働関係紛争の解決手続(調停、あっせん等)の代理を行うこと、また企業を経営していくうえでの労務管理や社会保険、障害年金、国民年金、厚生年金保険についての相談・指導を行うことを業とする国家資格であり、職務上請求を行うことができる八士業の一つである。
出典:Wikipedia
実務経験を積んでいけば、企業に対するコンサルティングを中心に、独立開業することも可能です。
合格率は6~7%程度と難関資格ではありますが、
- 合格者の60%が会社員
- 合格者の50%は40代以上
という点からも、40代におすすめできる資格といえるでしょう。
当サイトでも、会社員として働きながら45歳で社労士試験に合格し、社労士事務所へ転職した方の体験談を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
行政書士
行政書士とは、民法や行政法などに精通した専門家として、書類作成や業務代行などをおこなえる国家資格です。
行政書士とは、行政書士法に基づく国家資格で、官公署への提出書類および権利義務・事実証明に関する書類の作成、提出手続、行政書士が作成した官公署提出書類に関する行政不服申立て手続等の代理、作成に伴う相談などに応ずる専門職で、職務上請求を行うことができる八士業の一つである。
出典:Wikipedia
社労士と同じく、独立開業することもできます。
合格率は10%前後と簡単ではありませんが、合格者の50%が40代以上ですので、40代からでもチャレンジできる資格です。
当サイトでも、派遣社員として働きながら行政書士試験に合格し、未経験職に転職した40代女性の体験談を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
中小企業診断士
中央企業診断士とは、中小企業の経営に関する診断や助言をおこなう専門家です。
「経営コンサルタント」関連で、唯一の国家資格となっています。
中小企業診断士とは、中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則に基づき登録された者を指す。この省令の根拠となる中小企業支援法では「中小企業の経営診断の業務に従事する者」とされる。
出典:Wikipedia
試験はマークシート選択式の1次試験と、筆記・口述形式の2次試験と2回に分かれており、合格率は4~7%とかなり難関です。
ただ、受験者の約60%が会社員であり、合格者の30%を40代以上が占めています。
40代からチャレンジしても、十分に合格可能な資格試験といえるでしょう。
また、合格すれば、
中小企業の経営戦略立案などに知見があります!
というアピールができますし、「会社のあらゆる業務に役立つ資格」として広く認知されています。
ビジネス経験を活かして、コンサルタントとして開業するうえでも、大いに役立つ資格といえるでしょう。
ITパスポート
ITパスポート試験とは、働くうえで必要となる「IT基礎知識」の習得を証明する国家試験です。
ITパスポート試験は、情報処理の促進に関する法律第29条第1項の規定に基づき経済産業大臣が実施する情報処理技術者試験の一区分である国家試験。 対象者像は「職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者」。
出典:Wikipedia
IT関連の国家資格のなかでは、比較的難易度が低いですが、
最低限のITスキルは備えていますよ!
というアピールにつながりますし、ITに関する入門知識を幅広く身につけることができます。
試験内容にビジネスで使用する用語も多く、社会人の合格率は60%以上と、40代にもおすすめの資格です。
キャリアコンサルタント
「国家資格 キャリアコンサルト」とは、厚生労働大臣が認定するコンサルタントの国家資格です。
相談者の話を聴きながら、内省を促すスキルを体系的に学ぶことができます。
キャリアコンサルタントとは、学生、求職者、在職者等を対象に職業選択や能力開発に関する相談・助言を行う専門職である。
2016年4月に職業能力開発促進法にキャリアコンサルタントが規定され、国家資格となる。
キャリアコンサルタントは名称独占資格であり、キャリアコンサルタントでない者は「キャリアコンサルタント」又はこれに紛らわしい名称を用いることができない。
出典:Wikipedia
試験は学科と実技で構成されており、厚生労働省の資料によると、令和3年10~11月に実施された試験では、
- 学科試験合格率:81.1%
- 実技試験合格率:63.5%
- 学科・実技同時受験合格率:60.1%
上記のような合格率となっており、比較的合格しやすい国家試験だといえるでしょう。
資格保有者のみが「キャリアコンサルタント」と名乗ることを許されており、
企業人事・教育部門 / 大学キャリアセンター / 公的就業支援機関 / 人材紹介・派遣会社など
上記のような幅広い分野に転職することが可能です。
当サイトでも、キャリアコンサルタントの資格を得て、40代から大学職員に転職する事例をご紹介しているので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
TOEIC(800点以上)
TOEIC® Listening & Reading Test
TOEICとは、日常生活やビジネスにおける、英語のコミュニケーション能力を検定する試験です。
国際コミュニケーション英語能力テスト、通称TOEICとは、英語によるコミュニケーションとビジネス能力を検定するための試験。TOEICの満点は990点。 試験の開発、運営、評価は、アメリカのテスト開発機関である教育試験サービスが行っている。
出典:Wikipedia
グローバル化が進むなか、英語を活用する機会はビジネスにおいても増加傾向にありますので、
英語でのやりとりに不自由しません!
ということは、転職する際のアピールポイントにもなります。
企業によっても基準は変わりますが、TOEICで800点以上あれば、
それなりの英語力がある人なんだな…
このような判断をしてもらえるでしょう。
レアジョブ英会話が運営する「English Lab」によると、TOEIC800点以上の難易度は、
- 受講者全体の10%程度
- 学習時間の目安:1,550時間程度
上記のようなレベルなので、クリアするのは容易ではありません。
ただ、ある程度英語力に自身がある方なら、チャレンジしてみる価値はあります。
40代男性の転職を成功させるコツ
40代男性が転職活動を成功させるためには、以下の2つのポイントを押さえることが重要です。
- 自分を知ること:
自分がどのような経験を歩み、どのような能力・スキルを持っているかを言語化する。そのうえで「自信を持って提出できる応募書類」を作成する - 相手を知ること:
「相手」となる企業・業界、職種のことを知り、不採用となる理由を対策する
企業が40代男性に対して不採用を出すのは、
- スキル、経験の不足
- 適性が合わない
- 転職理由と志望理由に一貫性がない
上記のいずれかに当てはまる場合が多いです。
自己分析をしっかりおこなって、企業側が不採用とする要因を対策しておくことで、転職活動を成功に導くことができます。
ここでは、40代男性の転職活動を成功させるためのコツをご紹介します。
これまでの経験を棚卸しして、自身の強みを自己分析する
40代の転職者に対しては、若い頃のように「ポテンシャル(伸びしろ)に賭けてもらえる」といった特典はありません。
「今後の可能性に期待」という悠長な姿勢はなく、入社してすぐに結果を出すことを求められます。
選考をするなかで、
この人ならすぐに活躍してくれそうだ!
このような確証が持てない限りは、企業側が内定を出すことはありません。
即戦力であると企業側に思ってもらうためには、
私が持っている強みは○○です!
ということをしっかりアピールする必要があります。
まずは社会人になってからこれまでの、職歴や実績について棚卸しをしたうえで、
- 何をやってきたのか?
- 何ができるのか?
上記について整理をしてみましょう。
そのうえで、自身の強みを自己分析して、簡潔明瞭に言語化しておく必要があります。
最初にしっかり自己分析・整理をしておくことで、求人を選ぶ際の手がかりや、応募書類の作成でも役立つはずです。
これまでのキャリアから強みを洗い出す方法については、以下の記事で解説をしていますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
応募書類をしっかりと作り込む
企業に応募した際に、最初の関門となるのが、書類審査に合格することでしょう。
転職活動の際に求められる一般的な応募書類は、以下の2点です。
人事担当者が応募書類に目を通す時間は、わずか数分ほどしかありません。
その時間のなかで、
私は貴社が求める人物です!
ということを証明する必要があります。
業務経験の棚卸しと応募書類を作成するコツに関しては、以下の体験談のなかで解説していますので、ぜひ参考にしてください。
応募先の企業研究を徹底的におこなう
企業側が求める「適正」や「志望理由」については、応募先企業や業界のことを理解していないと対策できません。
この会社はどんな人材を求めているのだろうか?
ということを想像し、準備をしておく必要があります。
転職活動における企業研究は、「研究」という言葉がついていますが、実際にはリサーチに近いものです。
インターネット上でたいていの情報を収集できますので、労を惜しまずにおこなっていきましょう。
企業研究のコツは、応募企業を1から10までつぶさに調べあげるのではなく、優先順位をつけて情報収集をしていくことです。
- 面接に合格するための企業研究:
沿革、経営者情報、商材の特性、売上高、取引先情報、競合情報、中期経営計画(企業理念含む)、業務内容など - 入社するか判断するための企業研究:
年収や評価制度、ワークライフバランス(残業や有給)など
待遇や働き方に関する項目は、内定が近づいた段階の調査でも構いません。
書類選考・面接対策としては、できるだけ❶に関する項目を集めて、履歴書や面接の志望動機作成に活用していきましょう。
企業研究で集めた情報は、
上記のように、活用する場面は多岐に渡ります。
たくさんの企業情報を集めれば集めるほど、他社比較などもできて知識に厚みが出ますので、早めに取り掛かりましょう。
面接準備を進める
40代男性が面接でよく聞かれることは、以下に集約されます。
- 何をしてきましたか?(なにができますか)
- 成果を出すにあたって、何に、どうやって取り組みましたか?
- どうして転職したいのですか?(転職歴がある場合は過去も含めて)
- どうして当社を受けたのでしょうか?
- 当社に入って、何を成し遂げたいですか?
- なにか質問はありますか?(逆質問)
上記の質問に対して、スムーズな回答ができるように、事前準備をしておきましょう。
面接で注意するべきポイントは、以下で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらを参照してください。
▼面接で注意すべきポイントはこちら▼
企業選びの判断軸を決めておく
たくさんの企業に応募したとしても、最終的に入社できる会社は1社だけです。
転職活動をする際は、
企業選びにおいて、何を重視するか?
ということをあらかじめ決めたうえで、その判断軸で転職するかどうかを決めましょう。
面接の場面で、
企業選びの軸を教えてください
と質問されるケースもあるので、事前に判断軸を整理しておくことが重要です。
また、企業選びをする際に、
この業界なら経験があるので…
という理由で衰退産業にこだわり、その後も苦労されているケースがあります。
これまでの経験について、
- どこで、どのように活かすべきか?
- やりがいは得られるのか?
- 対価が大きくなりそうか?
上記を考慮したうえで、転職先を選ぶようにしましょう。
【FAQ】40代の転職でよくある疑問・質問にお答えします
ここでは、40代の転職でよくある疑問・質問にお答えします。
ぜひ参考にしてください。
-
ポイントをしっかり押さえれば、40代からでもできる仕事の選択肢は広げられます。
- 転職活動を始める動機づけは何か?
- 求人側の求める人物像や戦力はどのようなものか?
上記について、しっかりと整理をしておきましょう。
以下の記事で、タイプ別の攻略法をわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
-
40代の転職活動でみじめな思いをする人は、以下の理由で失敗しているパターンが多いです。
- 不採用続きで転職活動がうまくいかない
- 転職したことを後悔している
ただ、すべての方がみじめな転職活動をしているわけではなく、40代で転職を成功させている人もたくさんいます。
失敗を回避するためのポイントは、事前準備をしっかりおこなうこと。
「スタートラインで転職活動の成否が決まる」といっても過言ではありません。
-
40代の転職における失敗とは、すぐに辞めてしまうこと。
家族を巻き込んでしまいますし、人生にとって本当に悲惨で致命的です。
「転職は失敗だったかな…」と感じても、その出来事を乗り切れるかどうか。
忍耐や適応力が求められます。それが40代です。
- 年収ダウン
- 年下の上司
- 辞め癖を疑われる環境
上記のような状況は、40代で転職するのであれば、どこに行ってもつきまとうこと。
あらかじめ想定をしておき、耐えられるメンタルを持ちましょう。
-
副業をプラスした働き方なら、仕事量と収入を自由にコントロールできます。
家族との時間を大切にするためにも、「副業ありきの転職」を考えてみるのはいかがでしょうか?
以下で実際の体験談を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
-
以下の記事にて、当サイトに寄せられた40代転職の成功事例を数多く紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
40代からでもできる仕事はある?
40代で転職するとみじめになる?
40代の転職に失敗すると悲惨ですか?
40代で妻子持ち。転職のリスクなんて負えない…
転職してよかったという人たちの声も聞きたい。
まとめ:40代男性でも転職することは可能! 体験談からコツを学ぼう
この記事では、40代男性が転職を成功させるためのコツについてお話ししてきました。
転職活動を始める際は、
- 自分を知ること:
自分がどのような経験を歩み、どのような能力・スキルを持っているかを言語化する。そのうえで「自信を持って提出できる応募書類」を作成する - 相手を知ること:
「相手」となる企業・業界、職種のことを知り、不採用となる理由を対策する
この2つのポイントを押さえておくことで、転職成功に近づけるはずです。
当サイトでは、40代男性のリアルな転職体験談を数多くご紹介していますので、ぜひあなたの転職活動の参考にしてくださいね!
セカンドゴングは40代の転職を応援しています!
当サイト(セカンドゴング)では、40代の転職に特化した転職ノウハウについて、
- 実際に40代で転職を経験した人
- 企業の採用担当・キャリアコンサルタントなど、転職活動に知見を有する人
上記のようなメンバーが数多くの記事を提供しています。
転職活動の流れと攻略するコツについて、以下の記事でわかりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、当サイトにノウハウを提供している転職サポーターが、あなたの転職活動をお手伝いします。
さまざまなサポートをご用意していますので、悩みがある方はお気軽にご相談ください。
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